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2007年8月長女・2010年3月次女の出産記録


by miyumiri

2007年 長女出産記~自然分娩編~(5)

先生が再び登場して、「さーて。手を貸そうかな」と。
*とっとと、貸せよー!!!

私は、どうも陣痛が弱いらしく、
薬を使って強めても、長く強くイキむことができないらしい。
なので、先生が、イキミにあわせて、お腹を押す方法に出ました。

これによって、先生の手を跳ね返すように、力いっぱい死ぬほど
イキむことができ、少しづつミリが降りてきている実感が持てました。

赤ちゃんの心音は強いけれど、酸素吸入を行う。

陣痛を強める薬を打っても、間隔が開いているらしく、
イキミとイキミの間隔が開いてしまうらしい。
なので、余計時間がかかっていく。。
(通常はどうにもならない痛みが次から次へとやってきて、イキンで
生まれるそうな。

先生の手を跳ね返すようにいきみ続け、先生が
「次の次のイキミで、会陰切開し、次で頭が出てきて、その次の次くらいで
 胴体かなー」と。

えーー!!!!
そんなにまだイキみ続けるですか?!

もうこんなにイキみ続けているんだから、吸引分娩でも、なんでも、
赤ちゃんを引っ張り出してくれよー!と思ったけれど
なにせ、「赤ちゃんの心音がしっかりしている」とのことで、
頑張らされる私。
強いミリが頼もしくもあり、恨めしくも(→こっちのほうが強かった)
ありました。。

「死にそう」と混濁する意識で訴えるも
「これで死んだ人はいないから」と先生。

へぇ。こんなに痛くても、死なないだーと、なぜか冷静に思いました。

そして、「死なないのなら」と、死ぬ思いでイキむ私。
会陰切開でも、なんでも、バッサリやってくれ~というのが本心。

ついに、ついに、頭が出てきた!!
が、頭が出てきた状態で、次の大きな陣痛の波が来ない。。
弱い波が何度かきて、逃して、ビッグウェーブを待つ。

普通、頭が出てきたら、スルリと体って出てくるものじゃなかったの??

そして、大きな波がきて、手を胸の上に起き、イキまずに
体を出しました。

最後は、友人が言っていたとおり
『ニョロ』っと出てきたミリ。

フンギャー!と泣いて、一安心。朝の7時前でした。

そして、一同「でかい!」「でけー!」と。。。
先生も「ここまで大きいとは」との3720g強。

「女の子ですか?」と一応聞いてみました。

後産(胎盤とかを出す)やら切った会陰を縫ったりとかは、
もうお産の痛みの後だと、「勝手にやってくれー!!」状態。
子宮口開大10mの状態での長時間のイキみとミリが大きかったため、
出血がかなり多かったらしいけれど、
そんなのも、生まれた安堵感で、どーでも良い感じ。

母に抱かれたミリをみて、
「たくましく生きて欲しい」と最初に思いました。

きれいになったミリがカンガルーケアで私の胸の上に
置かれると、こんな重いものが私のお腹に入っていたのか!?
と不思議な気分。

ズッシリと温かい、この子が、10ヶ月も私の中にいたミリなんだ。
逢いたかったよー!!

思いがけず日付が変わった頃に始まったお産が、
朝になって、ミリが手元にいるという、
まるで夢のような出来事。
(痛さは悪夢だったけれど・・・。)

*出血が多かったため、当初の希望とは違って、
 初日は母子別室となり、部屋でゆっくり過ごすことに。

 といいつつ、

 産後の体は思いのほか、ボロボロで、それはそれで驚きでした。
 お尻は痛くて、座るどころか、体勢を変えるのもつらい。
 トイレ関連は当然、厳しく、
 尿意を感じないため、「3時間ごとに行くように」との指示。
 初めてのトイレは、恐る恐る、も良いところ。

 何がなんだかよくわからないけれど、あらゆるところが痛い。
 そして、授乳始めると、乳首もボロボロに。。。

 切られ、縫われ、吸われ、母の体は、もう大変でした。

*そして、もうすぐ2ヶ月の体。
  腰が痛い。肩コリが慢性化。
  トイレが行きたいときにいけないので、尿意が感じずらくなった。
  腱鞘炎気味。
  股関節もおかしい。
  あんな大きなものが体を通ったのだから、
  当たり前といえば、当たり前。
  寿命が減っただろうなぁと時々思います。。。

 
by miyumiri | 2007-10-18 10:37 | 長女出産(自然分娩編)